明瞭で透明なクラウドというと、なぞなぞの一部のように聞こえます。アカマイの場合は、アカウントクォータを可視化することで、お客様のアカマイのクラウドサービスをより明確にします。カスタマーエクスペリエンスを向上させ、すべての開発者にクラウドをわかりやすくするための継続的なイニシアティブの一環として、Object Storage でご利用いただけるようになった Quotas をご紹介します。
なぜ今なのか?
Linode(現アカマイクラウド)の設立当初から、サービス制限とプロバイダーが管理する製品クォータは当社のプラットフォームの一部でした。これは主に、不正な目的で作成された新規アカウントや、アカウントの所有権が侵害され、悪質な業者が本当のアカウント所有者が望まない、または必要としないサービスを立ち上げることができた場合など、不正行為を軽減するために導入されたものです。
これまでは、お客様はクォータと使用量を可視化することができなかったため、スケーリングを予測し、クォータの増加を事前にリクエストすることが困難でした。Akamai Cloud のクォータにより、お客様はアカウントのクォータが計画的な成長に対応していることを簡単に確認できます。
仕組み
すべての Akamai Cloud サービスのクォータは、Cloud Manager の中央の場所からアクセスできます。クォータのページでは、アカウント固有のクォータを使用状況の詳細とともに表示できます。また、より多くのクォータが必要な場合は、割り当てられたクォータ値の増加をリクエストすることもできます。
Object Storage皮切りに、プラットフォーム全体でサービスの上限とクォータを徐々に利用できるようにしています。Object Storage ご利用のお客様は、Cloud ManagerのQuotasページに移動して、Object Storage リージョンのバケット数、合計容量、オブジェクト数について、現在の使用量とアカウントのクォータを確認できます。

今後数ヶ月間にわたり、クラウド・コンピューティング・サービスの大半にサービス制限機能を追加します。私たちの目標は、お客様がいつ追加リクエストをする必要があるかを正確に知ることができるように、アカウントのクォータを完全に可視化することです。
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