コモディティ化により、クラウド業界の大手企業は、かつては考えられなかったような顧客の共有を余儀なくされています。この10年間、クローズドなクラウドエコシステムを提供してきたプロバイダーは、未来はマルチクラウドであることを認識しています。今、プロバイダーは壁を取り払い、顧客にもっと自由な裁量を与え、さらにはライバル会社のクラウドに接続するためのブリッジを構築しようとしています。
しかし、Gartner社のアナリストであるエド・アンダーソン氏は、クラウドを利用する顧客は、ベンダーが実際に協力してくれるという空約束以上のものを求めていると説明します。また、「お客様は、美辞麗句には疑いの目を向けています」とし、マルチクラウド機能に関するマーケティングの宣伝文句にユーザーは慎重になっていると述べています。
それは、クラウドインフラ のワークロードに最適なものを作ることです。クラウドベンダーは、もちろん一律のサイズですべてに対応したいと考えていますが、パワーポイントやGoogleスライド、キーノートではそれが有効ですが、現実の世界ではそうはいきません。
クロフォード・デル・プレット、インターナショナル・データ・コーポレーション社長 (@Craw)
真に柔軟でオープン、そしてベンダーに依存しないクラウドの世界を実現するためには、クラウドの主要なプレーヤーは、口先だけでなく、相互運用性を実現することで歩んでいく必要があります。
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