企業としての当社の包括的な使命は、お客様のイノベーション加速化するお手伝いをすることです。そのためには自分たちもイノベーションを加速させる必要があります。そして2019年、私たちはまさにそうしました。この 12 か月間、過去にない数の新製品とサービスを立ち上げ、3 つの新しいデータセンターを開設し、クラウドをよりシンプルで手頃な価格で、誰にとってもアクセスしやすくするという約束を加速させました。
このイノベーションのペースは、本年が進むにつれてある傾向になって現れました。クラウド コンピューティングの進化の中で、業界がプリミティブと呼ぶコア製品とサービスがインフラプロバイダ全体で満遍なく到達しました。 つまり、開発者、中小企業、および企業は、パブリック クラウドにデプロイするワークロードに対して ビッグ 3のそれを超えるオプションを持つようになりました。これは、maket451リサーチが代替クラウドのモーブメントと呼んでいる新しいセグメントです。クラウドにおける当社の先駆的な役割は、業界をリードする価格パフォーマンスと独立性とともに、この進化し非常に重要なカテゴリーをリードするポジションに我々を置いています。
2019年のいくつかのハイライトを紹介します。(それは多くありました) :
CPU処理
CPU 高負荷ワークロード専用のコンピューティング インスタンス
お客様がリソースの競合を回避しCPU を高負荷で使用するワークロードを 100% のキャパシティで実行できる専用 CPU インスタンスの導入で2019年はスタートしました。数ヶ月の提供後、16周年を祝してこれらプランに含まれるストレージを2倍以上に増やしました。
NVIDIA Quadro RTX 6000 を搭載したオンデマンド GPU インスタンス
機械学習などの複雑なアプリケーションや人工知能、グラフィックス レンダリングやビデオ トランスコーディングでは GPU を使用すると高速で効率的です。我々は NVIDIA Quadro RTX 6000 を搭載したオンデマンド GPU インスタンスを立ち上げました。この強力なカードは開発者コミュニティがよりアクセスしやすい価格で、クラウド上で初めて提供されています。
KUBERNETES
完全なマネージド Kubernetes によりコンテナー化されたワークロードをさらに簡単に
当社のお客様は、コンテナー オーケストレーションを大規模に展開することで、Kubernetes の採用をさらに進める措置を講じています。私たちは Linode Kubernetes Engine のベータ版を立ち上げました。クラウドで最新のアプリケーションを展開および管理するための、最も簡単で完全マネージドなコンテナー オーケストレーション プラットフォームとして設計されています。
Rancher バージョン 2.3 から Linode をデプロイ
Rancher はチームがワークフローで Kubernetes を採用および管理するために人気のあるツールです。私たちはこのツールを使用するお客様をサポートするためにRancherと提携し、2.3リリースでは Linode ノード ドライバがデフォルトとなっています。これによりお客様は追加の設定作業なしでクラスターを Linode 上にデプロイできます。
ストレージ
シンプルで手頃な価格のS3互換オブジェクトストレージ
Linodeのお客様にとってストレージは2018年にBlock Sotrageのリリースにより、そして今年はS3互換で可用性が高く、拡張性の高いObject Storageの追加により大幅に改善されました。フィードバックに応えて、クラスタあたりのストレージ制限を 50 TB および 5,000 万オブジェクトに増やしました。
データセンター
Linode 現在、インド、オーストラリア、カナダに新しいデータセンターを立ち上げ、それは世界中の11の地理的地域にまたがっています。 これらの市場でワークロードを導入する必要があるお客様は、地域のデータ主権要件を満たしながら、待機時間の短縮とパフォーマンスの向上を享受できます。
新しい Linode ムンバイのデータセンターによるインドの市場立ち上げ
インドは世界で最も急成長している技術地域の一つです。 Linode インドは、主要なハイパースケールプロバイダーに対するシンプルで手頃な価格の代替手段を提供することで、個人およびビジネスプロジェクトを進める国内の500万人以上のソフトウェア開発者をサポートしています。
新しい Linode シドニーのデータセンターによるオーストラリア市場の立ち上げ
オーストラリアのシドニーにデータセンターを開設することは、それまでクラウドインフラの管理にシンガポールまたはフリーモントのデータセンターを使用していた多くのお客様にとって大きな出来事になりました。
新しい Linode トロントのデータセンターによるカナダ市場の立ち上げ
トロントはカナダの開発者コミュニティのほぼ3分の1が位置しており、グローバルなフットプリントを拡大しようと考えた時、最も活気のあるトロントのテクノロジーコミュニティの中心にデータセンターを立ち上げることは簡単な決断でした。
ネットワーク
クラウドをよりアクセスしやすくするためのNodeBalancerを半額で
NodeBalancer はクラウドのワークホースであり、Linode へのトラフィックのスケーリングとワークロード分散を管理します。今年16周年の誕生日を迎えるにあたり、NodeBalancerの価格を20ドルから10ドルに、半額に引き下げました。
高度なDDoSによる組み込みネットワークレイヤ保護
グローバルなインフラの拡大に伴い、DDoS 攻撃からお客様を保護するためのリソースも追加されました。過去 12 か月間にわたりこの高度な保護テクノロジを構築して、大量のトラフィックでアプリケーションを圧倒しようと試み、過負荷により、ユーザーがアプリを利用できなくなるケースを軽減しました。
One-Click アプリ
新しいOne-Click アプリでデプロイを加速
One-Click アプリを使用すると、設定が完了したアプリケーションを可能な限り簡単にクラウド上にデプロイできます。私たちは、Wordpress、GitLab、cPanel、Plesk、Minecraftなど成長するOne-Clickライブラリに多くのアプリを追加しました。
パートナープログラム
Linode の新しいソリューション パートナー プログラム
過去 16 年間、我々のパートナーは世界中の何千もの企業がクラウドでビジネスを構築するのを支援してきました。Linode ソリューション パートナー プログラムは、世界で最も人気のある独立系クラウドをさらに多くの組織に提供し、パートナー コミュニティがより多くの収益を促進する支援を行うべく立ち上げました。
我々からのギフト
Linode 転送手数料を$0.02 から $0.01 への値下げ
本日より、私たちは転送超過料を$0.01に引き下げました。これは通常は通信費が含まれずコストが予測できない現状市場においてでクラウドをシンプルにするための歩みです。Linode ではインバウンド転送は常に無料で、アウトバウンド転送料が私たちが請求する唯一のものです。
2020年ロードマップ
2019年がエキサイティングだったと思ったら、2020年に準備していることを楽しみにしていてください。 ここでは私たちが計画しているもののほんの一部を紹介します：
- NodeBalancerの自動暗号化サポート
- NodeBalancerプロキシプロトコルのサポート
- 動的な DNS マネージャーの更新
- One-Click Kubernetes とシングル インスタンス アプリのマーケットプレース
- Linode Kubernetes Engineのグローバル提供
- クラウドインフラ管理を備えたベアメタルマシン
- 運用開始可能な DB のマネージドデータベース
- Linode へのネットワーク トラフィックを制御するクラウド ファイアウォール
- 顧客ごとのネットワーク VLAN
- ルーティングを改善するための Anycast ネットワーク
- グローバル市場を支え続ける新しいデータセンター
- スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、日本語などを含む Linode のドキュメントやガイドの多言語化
私たちは、2019年に私たちのビジネスを信頼して頂いたすべての開発者、企業、組織に計り知れない感謝しています。2020年もアグレッシブな目標を設定し、その達成への挑戦を楽しみにしています。
コメント (20)
Now I can’t wait for December 31, 2020, to see how everything for the new year is put together. Happy new year, Linode!
For the Marketplace for One-Click Kubernetes apps, will it be possible to install more then one app on a single linode?
This isn’t currently in the works, but I’ve passed your interest along to our One-Click team so they can look into this as a possibility.
Any chance we see NVMe storage for servers to compete with Vultr?
We don’t have anything to announce on hardware changes like this just yet, but it’s certainly a request I’ll pass along to get some eyes on it.
Bare Metal machines with cloud infrastructure management sounds like the perfect choice !!!
Windows Server 2019 pretty please ???
We’re super excited to begin offering Bare Metal! As far as Windows Server 2019, we don’t have any plans to implement this, however you can always upload your own image to a Linode at any time. Here are some guides that might help.
– https://gist.github.com/EugeneKay/1ff78396b57f25e69f1d
– https://github.com/ClickSimply/docs/blob/windows-on-linode/docs/tools-reference/windows-on-linode/installing-windows-on-linode-vps.md
any plan to open a datacenter in south america or africa? these are zones that other providers barely cover but a lot of people demand for.
also, what is the plan for the anycast service?
Hi Lorenzo – No plans for a DC in South America or Africa at the moment. We have been tracking requests for these, though, and I’ve just added yours to the list as well.
As for Anycast, no ETA for this either, though we’ll certainly share more details on our blog as they become available. Thanks for your patience!
“Per customer network VLAN” — will this be something similar to Amazon/Google VPC? will it span across multiple data centers?
Thank you linode — 2019 improvements were astonishing; and your 2020 roadmap is indeed something to look forward to.
Hi Mic –
Thanks for your kind words. We’re excited about 2020, too!
> Will this be something similar to Amazon/Google VPC?
VPC is a longer term goal for us, so in the short term, no. Private VLANs will come first which will give customers new opportunities to scale securely and will be a cornerstone for Linode to provide more networking options in the future. Stay tuned on our blog for any future updates regarding this!
> Will it span across multiple data centers?
Yes.
Thanks, having that per customer VLAN (at the least) is essential to deploying Kubernetes cluster securely (and accessed remotely via vpn). Hope this feature becomes available soon!
Private VLAN <3
Hello Linode!,
“Per customer network VLAN” is a game-changer for many that own several Linode’s.
Is there any news about this? is there any estimated time when it will be ready?
Thanks!
JJ
While we don’t have a specific ETA at the moment, VLANs are definitely on the way. When we have more information we’ll post it here on our blog, so keep checking back.
Do you have an ETA for the NodeBalancer PROXY protocol support? It’s a real blocker for my project atm.
Hey Dan,
We don’t have an exact ETA on the release of NodeBalancer PROXY protocol support that we can share just yet. When we do have an announcement, it will be posted right here on our blog.
bare metal cloud infrastructure looks amazing in 2020,
cloud firewall will also be very good at this time
“VLANs are definitely on the way. When we have more information we’ll post it here on our blog, so keep checking back.”
I’m checking back a year later and there’s still nothing about vlans. And trying to sign up to the beta doesn’t even get a response. Without a vlan we can’t implement any reasonable security (dedicated firewall, vpn for admin access etc). Can you provide any sort of update?
Hi David,
We’re still very much working towards getting this offering out to our customers. We’ll be able to share some specific updates about this shortly. Feel free to open a Support ticket and we can follow up on your request to joining the beta program, when it’s available.